肌が弱い人に見直してほしいスキンケアや習慣について

こんにちは。

わたしは肌が弱く脂漏性皮膚炎やアトピーにもなり、化粧もできない時期もありましたが今ではすっかり良くなり、化粧も時々楽しめる普通の肌にやっとなることができました。

わたしが多くの肌トラブルに見舞われていた中で、実際にここに気をつければいいと気づいたことについてご紹介したいと思います。

①使っているシャンプー、ボディーソープなどの見直し

まずは外からの刺激について考えてみましょう。

少し話が逸れますが、肌荒れや乾燥などのトラブルが起きはじめたのは女性が化粧品を使用するようになった1950年代頃です。化粧品を使用しはじめて肌がきれいになりトラブルが減るのかと思いきや、そこで肌が弱くなるという不思議なことが起こっています。

それは当時から今でも多くの化粧品に使用され続けている「合成界面活性剤」が原因であったといわれています。合成界面活性剤は皮膚バリアを破壊しますから、それを塗った女性たちの肌にはトラブルが起きました。そのトラブルを治すためにとまた新たな化粧品をしようします。大変なループにハマってしまうのです。

そんなわけで、肌の弱い人におすすめしたいのは全身を石鹸でお手入れすることです。

石鹸は地球にもお肌にもやさしい

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石鹸が地球に優しい理由は自然界で動物などが死んだ時に起こる現象にあります。

動物が死ぬと、動物の皮下脂肪が腐って分解されて「脂肪酸」という弱い酸が生まれます。

ここに土の中や水中にもともとあるカリウム、ナトリウム、カルシウムなどのアルカリ性金属が中和反応をして、脂肪酸のアルカリ金属塩というものができます。これが石鹸の正体です。

私たちが皮膚に使用する石鹸は水に溶けやすいカリウムやナトリウムの混ざった石鹸です。そのため下水に流れたとしても、微生物が脂肪酸部分を食べることができ、アルカリ部分はもとの金属に戻るだけ。

石鹸はもとの姿に簡単に還ることができるので地球にもやさしいというわけです。

次に皮膚にやさしいわけは、皮膚の表面の仕組みにあります。

よく聞く話かもしれませんが、皮膚の表面には常在菌という住人がいます。常在菌は皮脂を食べて脂肪酸(天然保湿クリーム)を作り出します。

石鹸で洗顔をした時を例に挙げると、洗顔後の肌は石鹸の成分どおりアルカリ性に傾きますが、肌はもともと酸性なため、しばらくするとまたもとの弱酸性に戻ります。これは人間のもともと持っている力です。

石鹸洗顔では石鹸が皮膚にわずかに残りますが、この石鹸の残り部分は「脂肪酸」と呼ばれるものです。

皮膚の常在菌がつくるものも同じ脂肪酸ですから、石鹸で洗顔することは脂肪酸すなわち天然の保湿クリームをつくり、皮膚表面を覆って守るような役割になるのです。

ただ、どんな石鹸を使うかも重要なところです。

おすすめの石鹸についてはまたご紹介したいと思います^^

②特に肌の弱い人はお湯や水のみの洗髪、洗顔を

さて、とくに肌が弱い人や肌に傷口が多い状態の時は無理に石鹸を使うこともありません。

お湯での洗髪や洗顔でも充分に汚れが落ちます。

洗髪にはブラッシングをきちんとした上で、熱いお湯で5〜10分程度洗い続けましょう。

慣れるまでは大変かもしれませんが、髪自体のがいきいきし健康感やツヤ感が増すのが日々わかりますよ^^

③洗濯洗剤はやさしいものに

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シャンプーやボディーソープ類同様に洗濯洗剤の成分により肌が刺激されて、トラブルが起きることがあります。

おすすめの洗剤はこちらを参考にしてみてくださいね!→【おすすめ】匂いの少ないやさしい液体洗濯洗剤まとめ

④ストレスを溜めない

人間が一番弱いといわれているのがストレスです。

わたしはもともと肌の弱い人だったと書きましたが、顔に関しては中学生頃までつるつるでニキビ知らずでした。中学の中盤頃からよくある人間関係のストレス(笑)により、肌荒れが悪化したのを自覚しています。当時、肌荒れ以外にも体重がかなり減ってしまったということもありました。

それ以降その悩みが根本的に解決されたのはごく最近のことでした。笑

ちょっとスパンの長い悩みですが、ここ最近肌がかなり綺麗になりつるっとしています。

とにかく人間はストレスに弱いので、ストレスの根本となることを改善することが大切ですよ。

⑤よく眠れていますか?質の良い眠りを

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ストレスのお話と同じですが、イライラしたり嫌なことがあったり気がかりなことがあると人は眠れなくなることがあります。

わたしも先ほどの長いスパンの悩みにより、ついこの間だまでの2年程、夜中に3〜5回ほど起きてしまったり、眠ずに朝がきてしまうことが続いていましたが、それが解決され眠れるようになってからというものお肌はつるっとして快調そのものです。

例えるなら、どんなに高い化粧品を使用するよりも格段に効果が分かりやすいです。とくに若いうちでは次の日に肌の変化に気づくことができるほどです。

眠れない原因はそれぞれですが睡眠サイクルがうまくいかないこと自体も大変なストレスになります。

あまりがんばりすぎず、自分を大切にしてあげてくださいね。

⑥保湿しすぎない

肌が乾燥するからといって保湿剤を塗りたくっているということはありませんか?

保湿を繰り返していると、皮膚は自分で皮脂を出すのをやめてしまい保湿剤に頼り切ってしまいます。

保湿をしなくても自分で肌に水分を保つことができるのが健康なお肌です。

石鹸やお湯のみ洗顔を何も塗らずにしてしばらく放置してみてください。直後はつっぱるような感じがしても30分〜1時間もすればもとに戻る。これが皮膚が本来持っている力なのです。

保湿剤を使用しすぎないことが大切ですが、ほぼ毎日化粧をしなければならない人は週に1日だけでもいいので、化粧も保湿剤も使用しないお肌をリセットする日をつくるといいですよ。

⑦肌をこすりすぎない、肌を触らない

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お風呂上りや顔を洗った時などにタオルで水気を取るときにゴシゴシしないことです。皮膚が傷つきますので、シミや肌荒れなどトラブルの原因になります。

化粧をする時にもお肌はやさしく触りましょう。こするのはとにかくダメです。

また、肌が荒れが気になるからといって顔や髪を触らないことも大切。

これは先ほどの洗剤やシャンプーに関係があるのですが、日常で手はいろいろな場所に触れます。電車のつり革、エレベーターのボタン、カフェのテーブルなどなど。

自分が気をつけていたとしても、他人が使用しているシャンプーや洗剤などは手を介していろいろな場所に付着しており、自分がいろいろな場所を手で触る以上は避けているはずの成分が皮膚についてしまうこともあります。

これらを避けるためにも、手で自分の髪や顔はあまり触らないように気をつけましょう。

自覚がなくても無意識のうちに肌を触っている場合が多いので、意識的に気をつけないといけない点が難しいポイントです。

またもしお肌を触る時にはきちんと手を洗うなどして清潔になってからと心がけるのもいいことです。

 

いかがでしたか?

少し見直すだけでお肌の調子が変わることもありますから、この機会にいろいろと見直してみてくださいね。


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