こんにちは。ノノです。
突然ですが、あなたはセーフセックスという言葉をご存じでしょうか。
セックスをするときには避妊のために必ずコンドームをしているよ、という方は多いと思います。
しかし、本来コンドームを使う理由は避妊のためだけではありません。
今回は、セックスをするパートナーがいる方には知っておいてほしい、
セーフセックスについておはなししたいと思います。
セーフセックスってなに?
セーフセックスとは、
性感染症の予防のためにコンドームを使用するなどの配慮をしたセックスのことを言います。
何度も記事には書いていますが、現在日本ではさまざまな性感染症が広がっています。
あなたがもし不特定多数とセックスなんてしていないからだいじょうぶ、
と思っていても、過去に性的な関係をもった人はどうだったでしょうか。
元カレの元カノの元カレ…といったCMがありましたね。
そして現在のパートナーの過去も同じように存在するわけです。
「わたしは絶対にだいじょうぶ。」その思い込みこそが大きな落とし穴なのです。
避妊もそうですが、性感染症にも「絶対」はないからです。
それならどうすれば完全に避妊や安心したセックスができるの?
という声が聞こえてきそうですが、セックスをする以上絶対的に安心なセックスはありません。
そこで、できるだけ安全にセックスをしよう、という意味でつけられたのが、
「セーフセックス」という言葉なのです。ここからは、その具体的な方法を紹介したいと思います。
1 必ずコンドームを使用する
こちらはもう当たり前ですね。
通常の男女間のセックスの場合、ペニスと膣壁がこすれることで性器内に細かい傷ができ、
そこから感染症のウイルスが侵入します。
また同性間、異性間ともにアナルセックスをする場合は、
感染症にかかる確率が高いと言われています。
これは膣壁などの粘膜より腸壁のほうが薄い粘膜だからです。
セックスをする際は、セックスの最初から最後までコンドームを使用するように心がけてください。
2 デンタルダム
あまり名は知られていませんが、こちらは主にレズビアンの女性に考えていただきたい方法です。
同性間(もちろん異性間も同じですね。)のセックスは、オーラルセックスで終わることもしばしば。
フェラチオやクンニリングスなどのオーラルセックスでも感染症を引き起こしてしまうケースはすくなくありません。
こちらも、粘膜と粘膜の接触が原因ですね。
そこでおすすめしたいのが、デンタルダムです。
こちらはオーラルセックス用のコンドームとでも言いましょうか。
通常のコンドームは男性のペニスに装着して使用しますが、
こちらのデンタルダムはラテックスでできた薄い膜を女性器に貼り付けるようにして使用します。
そうして外性器や肛門を覆うことによって、
性器と口、肛門と口などの粘膜と粘膜の接触を防ぎます。
3 清潔なセックスを心がける
たとえば、女性への愛撫をおこなうときに相手の爪や手が汚れていたらとても嫌な気分になりますよね。
それと同じように、セックスをする際は必ずシャワーを浴びてから、などの清潔なセックスを心がけてください。
また、バイブレータなどのセックストイも使うごとにちゃんと洗って消毒をすることをおすすめします。
4 不特定多数との性行為を行わない
こちらは無論あたりまえですが、
性的接触をもつ相手が増えるほどに性感染症に罹患する確率は高くなってゆきます。
セックスフレンドや風俗など、秘匿的多数との性行為はできるだけ控えたほうがいいでしょう。
5 定期的に検査を受ける
最後になりますが、やはり筆者がおすすめするのは定期的なHIVや性感染症の検査です。
できればパートナーがかわるごとに検査を受けることをおすすめします。
いかがでしたか?
今回は、「知っていますか?セーフセックスのこと」と題して、
セーフセックスの意味、そして具体的な方法に関しておはなしさせていただきました。
この記事を読んでいただいたことをきっかけにセーフセックスについて考えていただけたら嬉しいです。
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