【東出昌大に見る】奥さんが妊娠しているのに不倫する男性の心理

二人が共演した映画「寝ても覚めても」からワンシーン。
東出昌大さんは杏さんという理想的な奥さんがいるのに、どうして不倫してしまったのでしょうか?
皆さんは不倫の原因というと、どのようなことを思い浮かべますか?
「奥さんに魅力を感じない」
「飽きてしまった」
「かわいくて若い女の子と遊びたい」
そんなことが考えられますよね。
今回の東出昌大さんの不倫の場合には、相手の唐田えりか9歳も年下。関係が始まったときにはまだ「未成年」だったということで女性からすると呆れてしまうかもしれません。
しかも東出昌大さんの場合、奥さんの杏さんと仲良しだったことは記憶に新しいですよね。
なのにどうしてこのような無謀な不倫をしてしまったのでしょうか。
愛することと、欲することは別
不倫する男性の心理については、動物の習性を見てみるとよく理解できます。
例えば多くの動物のオスは、一定のメスのもとにはとどまりません。できるだけ数多くのメスを見つけ、生殖活動をしては、子供はそっちのけで別のメスのもとへと行ってしまうのです。
これは無責任ゆえの行動というわけではなく、子孫繁栄のために一番「生存率を高める行動」として行なっているのです。
人間も理性を持っているとはいえ、同じ動物ですから、同じ本能を持っています。そのため男性は基本的に色々な女性に目移りしてしまいやすいのです。
では今回の東出昌大さんの不倫もそうですが、どうして唐田えりかさんのような若い女の子、可愛い女の子に惹かれやすいのでしょうか?
それは本能的により良い遺伝子を残そうとしているからです。つまり若い女の子であれば生殖能力が高いので、より確実に子供を産むことができる。また可愛い女の子は、すなわち遺伝子が優れているという証拠。自分の子供が優れた遺伝子に生まれるように、男性は可愛い女の子を求めるようになっているのです。
男性にとって愛することは理性で、欲することは本能。全く別の感情なのです。
楽しいことも苦しいことも一緒に経験したパートナー。心から信頼し、失いたくないと思い、生涯を共にしたいと思う相手がいたとしても、本能は無意識に可愛い女の子に向いてしまう。
こうして「奥さんと仲良しだったのに…」という女性からは理解不能な不倫が発生するのです。
東出昌大はどうして奥さんの妊娠中に不倫したの??
しかし注目すべきなのは、東出昌大さんにはとても綺麗で理想的な奥さん・杏さんがおり、唐田えりかさんと関係が始まったときには妊娠中だったということ。
「どういう神経していたらそんなことできるの?」
と女性ならきっと思うはず。
しかしこれにも、男性の本能的な部分が働きかけているのです。
東出昌大が同じかどうかはわかりませんが、男性にとって、奥さんというものは奥さんでありながらも「母」でもあります。
子供の頃それなりに母親の愛情を受けて育った子供であれば、結婚する女性の理想像には、少なからず母親のイメージが含まれているもの。ある意味、甘やかしてもらえる部分が必要なのです。
もちろん女性にも母性がありますから、付き合っているときや、結婚してすぐの時は男性のそういう部分は可愛いくらいですよね。
しかし、問題は子供ができてからなのです。
女性の場合、子供ができてからは母性がほとんど100%子供に向かうことになります。旦那さんに対しては甘やかすなどもってのほか、むしろ色々なことを手伝って欲しい、しっかりと協力して欲しいという気持ちを持つようになります。
すると男性は非常に寂しい気持ちになるのです。
今まで自分に向いていた愛情が、全て子供に向かっている。それはいいとしても、ことあるごとにすぐに怒られたり、怒鳴られたりして、「なんで子供の面倒を見てくれないの」とか「しっかりしてよ!こっちは大変なんだから」と言われてしまうことも。
最初は協力したいと思っていても、辛く当たられるうちにどんどん逃げたいという気持ちになってしまうのです。
そういうときに、なんの責任も苛立ちもなく甘やかしてくれる、優しい女性が身近に現れたら…?
それが、奥さんが妊娠中であるのにも関わらず不倫してしまう男性の心理なのです。
東出昌大さんの不倫は決して許されるわけではありませんが、「妊娠中であるのにも関わらず本人は気にもかけず別の女と遊んでいた」というのとは少しニュアンスが違うのです。
東出昌大さんの場合には、関係を持っていた唐田えりかさんがかなり年下なのでそのような母性を求めていたかはわかりませんが、仕事と奥さんの妊娠という状況の中で出会った唐田えりかさんの若々しいエネルギーに魅了されてしまったのかもしれません。
不倫は絶対にいけないこと。
でもそこに理由があることを理解すれば、不倫してしまう前に二人の関係をよくすることができるかもしれません。