3.歪んだ恋愛の結果、あなたの気を惹くために
「好きな人ができたから別れる」
いきなりこんな連絡が来た。
会ったら、いきなり告げられた。
交際期間が長めの、年齢の低いお若いカップルに多い例です。
あまりに突然で、その胸中を告げられた側は
「何かの一時的な間違いで、変なこと言ってるなあ。きっと今だけの思い違いだな。」
と思うでしょう。
と、同時に
「うわ、浮気ちっくだなあ…」と思いますよね。
この時の女性の魂胆は「あなたの気を惹くこと」だったりします。
相手が浮気しやがったーーー!!
と思うかもしれませんが、
相手がこんな行動をとってしまった原因が、あなた自身にもあるのはご存知ですか?
例えば、
デートの行き先や食べたいもの、何かするのを決めるときに
「うん、君に合わせるよ」
「いいよ^^」
「うん、そうしようか」
こんな対応ばかりしていませんか?
こうされていたとしたら、まるでどうでもいい無関心な態度のような感じがしてしまうのです。
また、相手に会いに行くのが面倒で、デートや交通費にお金を払うのもちょっと嫌。
それで会う回数が減る。
これが見え見えの態度で、積み重なっていくと、
自分の魅力以外で何か相手の気を惹く方法はないか?と考えに至ります。
その結果、
「わたしがオレが浮気しても、許してくれるよね?浮気したんだから、異性にモテるから、もっとわたしのこと見てよ。焦ってよ。」
こんな歪んだ結果になるのです。
そう、相手はあなたの気を惹くのに必死すぎて、こんな結果になったのです。
どこから歪んでしまったのか。
よーーく考えてみてください。もしかしてあなたは
「相手が好きだと言ってくれるから好き。」
そんな考えになっていませんか?
相手からすると、自分はとっても大好きなのに気持ちがどんどん離れていく。
好きなら好きなだけ、相手が自分に関心のなさそうな態度はとてもとてもつらいことです。
自分が好きでもないのに交際しているのは相手にとって、ものすごく失礼なこと。
そんなままで長く交際をしても意味はありません。
2人の関係は終わりがきてしまいますし、続ければ続けるほど、歪んだ示し合いと傷つけ合いをすることになります。
そして相手も傷ついた上に、最後の最後に傷つくのはあなたです。
振り向いてくれないけれど、なんとかしたいという気持ち。
ちょっと依存的な状態なんです、その女の子も。
そうならないためにも、相手への気持ちがなくなったら正直に別れること。
長く付き合っているカップルだと「この人と結婚しなくては」という”思い込み”や、
この人以外にいないという”執着心”、
交際してきた期間によって重みを増しているように見える”情”があなたの本当の気持ちを邪魔します。
たしかにあのときは好きだった。
いい経験をさせてもらった。
こんなあたたかい気持ちを持ちつつ、別れを選択できればいいでしょう。
気を引くためだけの冗談のような感覚で「別れて」と言ったつもりが別れてしまったという例はよくあります。
歪んだ示し合いはしないでくださいね。
いかがでしたか?
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