よく見かける”丸パクリなサイト”ができる理由と対策

まとめサイトが多いネット界ですが、
パクリブログで困っているよ〜という記事をよく見かけるようになりましたねえ。。

そんなわけでブロガーやマガジンの経営者が悩むその原因と対策についてお話しします。

(少しでも皆様のお役に立てば幸いです…!)

まとめサイトやアフィリエイトサイトの業務化

まとめサイトやアフィリエイトサイトはお金があれば、それを生業とする企業に発注することができます。

その仕組みは、

発注者

受注した企業

(下請け企業)

下請け企業に属するバイトライター、
在宅ライター、
クラウドソーシングライター

という構造図になっています。

クラウドソーシングサービスを見て分かるように、
実際に執筆するのは主婦や学生、副業でライティングを行っているバイトのような人々。

コピーチェックというまるパクリではないか?というチェックシステムもあるものの、
書き方や語尾、順序を変えれば切り抜けられたり、引っかかったとしてもGoを出してしまう場合もあります。

早く簡単に手間をかけず儲けよう!
ただこれだけを考えてサイトを作るため、こんな事態が起こるのです。

 

さてパクリブログもですが、より大変なことになっているのがまとめサイトですよね。

人のサイト内容を引用して、酷い場合画像までもそのまま引っぱってしまう。
1記事そのままをまとめサイトに載せかえただけなのに、それで検索上位にヒットしてしまう。
非常に残念なお話です。

ライターやまとめサイターたちは目の前のお金のために、システムの歯車として働かされており、
当人たちには全く罪の意識もないし、オリジナルコンテンツの生みの手たちの苦しんでいる声を知るはずがありません。

(というのも、わたし自身そういった企業で働いていた経験があるからです…。)

働いているうちはさほど何も思いませんでしたし、深く考えることもありませんでした。

でも、サイトを経営している側の人間に出会うことがあり、
その大変さを聞いたこと、そして自分自身のサイトスタートにて実感することになりました。
(聞いたばかりの時はとっても複雑な気持ちになったのを今でも覚えています…。笑)

オリジナルコンテンツをつくった人の強み

note_pc

さて、パクリブログの対策は人気が出れば出るほど難しいですし、キリがないのも正直なところ。
(パクる人が悪いんですけどね…。)

ここで考えてほしいのが、オリジナルコンテンツを作った人の強み。

何かを語れるということでしょう。

パクった人は、ただコピーしただけ。
指先だけ動かしただけの人に、その知識を読み砕けるはずはありません。

彼らは目の前のお金のためだけにその作業をしているからです。

「良い情報を発信しよう」「みんなに知ってほしい」
こんな素敵なバイヴレーションでサイトを作っている人ならば、あなたの中にその大事な情報は残ります。

そして、いつまでもweb媒体の中だけに居ようとしないでください。

多くの人を集めることができる記事を書ける人にはファンがいるはずです。
その知識を持って是非、講演会やセミナー、雑誌記事の執筆に挑戦してみてください。

対策として

具体的に対策をするなら、こんな方法があるよ〜程度にご紹介しておきます。

まずは

「掲載記事、写真など全てのコンテンツの転載、コピー、公衆送信を禁ずる。」

これをサイトに記載しましょう。

これが載っていないと、著作権上の決まりではコピーなどはいけないことですが、されても文句は言いづらいですよね。
(何度も言いますが、そんなことをする人がヨクナイんですけどねえ…。)
サイトを作ったあなたなら5分もかからず、すぐにできるはず。
とりあえず明記しましょう。

できればサイトのどのページにも表示されるように。
フッターなんかがいいですね。

pc

画像の対策は、こんな感じで透かしやロゴを入れること。

透かしやロゴの入った画像はまとめサイトの多くで使用禁止となっています。
パクるにしても他人のサイト名の入った画像を使うアホはいませんよね。笑
これも画像加工などでカットできてしまう位置にあると意味がないので、中心に目立たない感じで入れるといいですよ。

 

まとめサイトのシステム自体かなり疑問だらけなのであまり考えたくもないのですが、
とにかく知識そのものがあなたのものなら、いいのだと思います。

web以外の世界にも是非飛び出してみてくださいね。


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