性に関する話しをはじめて聞いたのは小学校の性教育だったような記憶があります。
それ以降は中学に少しだけ具体的な内容になったものをまた聞いて…
さて、それよりあとは…?
そう、よく考えてみるとほとんどの人が経験するセックスなのに、具体的にセックスについて学ぶ機会はごく限られています。もし知りたいと思ったら、自ら調べ、取り入れていくしか方法はありません。
わたしある時、男性と喋っていてこんなことを指摘されたことがあります。
「君はなんでそんなにいろいろ(性的なことに関して)知っているの?」
そういえばいつの間にこんな知識がついたのでしょうか…。興味があることは調べに調べるタイプゆえのことでしょうけれど、女の子なのにどうして?という疑問だったのでしょうね…。
自分でも嬉しいやら複雑なような気分になったのを今でも覚えています。笑
よくよく考えてみるとわたしは友人やパートナーとそういった話しをすることがかなり多かったです。これが最たるものでしょう。言ってしまえば、実体験から聞くことが多かったので(失礼)、具体的な細かい部分まで知ってしまったというわけです。笑
そんなわけで、ちょっと難しい話題の「セックスについて話しをする」ということについてご紹介します。
パートナーとのセックストーク
いつ話す?
パートナーとはセックスはするけれど、セックスの話しをするカップルはそんなに多くないのではないでしょうか…?
それはさておき、話をする機会はどこで持つかということ。
タイミングをかなーーり大きく2つに分けると、セックス後かそれ以外かではないでしょうか。
わたしの場合をお話しすると、パートナーとはセックスの後がほとんどです。いわゆるピロートークの部分。
セックスのあとにセックスの話。
これはかなり分かりやすい例ですよね。笑
内容ですが今日のセックスについて話してみたり、あれがこうだーとかどうだーとか、こうしたらどうかな?と回想的な話になることが多いです。
このタイプは少々、性に積極的でセックスが好きなタイプに多いかと思います。ただ、セックスの良し悪しといった建設的な話しはムードある時間にどうなの?と常に賛否両論です。
考えてみるとわたしがセックスに関して話すのはここがほとんどです。
セックス後にセックスの話をするのはわたしは自然な流れだと思いますし、話題を出しやすいのではないでしょうか?
その相手と長く付き合いたいと思うなら「話すことのメリット」
そのパートナーと長く付き合いたいと思っているなら、セックスについて話すのはおすすめしたいことです。
理由は簡単です。
不満や気持ち良いところ、こうして欲しいという要望を伝えればセックスそのものが二人にとってどんどん素晴らしいものになってゆくからです。
相手がどう思っているか感じているのか分からないままでは、改善するにも推理や憶測の世界で非常に難しいことです。そのため、すっきり話してしまい方法が分かりさえすれば、どんどん良くなっていくのです。
そして相手と長く付き合っていたいなら、二人のためにも別れの原因となりそうな要素はどんどん排除すべきです。そこにセックスも含まれます。せっかく好きなのに不満や苦痛のあるセックスではそこを原因に二人の仲に亀裂が…なんてこともあるからです(;_;)
話しにく話題であるセックスについて語れるカップルならば、何か不満や解決したいことがあっても大概のことは相手に言えるようになっているはずです。そして何よりもセックスが深い深いコミュニケーションであるため、セックスが円満ならば大概のことは上手くいくはずです。
話ができるようになると、今度はこんなことをしてみようか?ああしてみたいね、などと、お互いが気持ち良くなれる工夫もできますし楽しくなってくるはずです。
男女別、話しづらい場合の対処
ここで、セックスの話をパートナーとしたいけどしづらいよーーという方へ、少しですが対処をご紹介します。
よくあるのは女の子が性的な話題について恥ずかしがっている場合です。
この場合は男性からセックスの話しを持ちかけるのは相当やりづらいと思います。
この場合、ずっともじもじしていても仕方がありませんから、真面目さや誠実さをしっかりと感じさせるように「話してもいいかな…?」のニュアンスでやんわり確認するのがいいでしょう。
女性で、話したいけれど話題を持ちかけるにも恥ずかしい!と思っていたならば、勇気をもって是非話しをしてあげてください。自分でも恥ずかしいと思っているなら、彼氏も自分がセクシャルな話題をしてはいけない人と思っている可能性があります。
上記のとおり基本的には男性からは封を切りづらい話題なので、女性側から話を振ってあげるとかなりいいでしょう^^
ただ、男性側が性的な話しが嫌いなパターンもあるので慎重に。ちょっと難しいところで、イタチごっこかもしれませんが、女の子はこうであって欲しいという清楚さを求めるタイプならNGでしょう。
恥ずかしいことではない
セックスについて話すのはいいことがたくさんなので、本当に大切で長く付き合いたいと思っている相手で話したい、言いにくいけれどどうしても伝えたいことがある思うならば、少し頑張って伝えてみてください!
大事なのは誠実さです。決して恥ずかしい話ではありません。大切なことなのでもっと語ってもいいのではないかとわたしは思っています。
またその話題を勇気を持って相手が振ってくれた場合は、慣れない人はすこしびっくりするかもしれませんが拒絶せずにしっかり聞いてあげましょう。これは本当に大切なことですよ!
友達とセックスについて話す
これもデリケートな問題ですが、わたしの経験も一緒にご紹介します。
友人とのセックストークのメリット
友人とは性知識の交換や、特に女性同士ですとそれぞれのパートナーとのセックスを話すことが多いですよね。
さて、友人とそういった話をするメリットについてです。
普通の悩みと同じですが人に話すと楽になりますし、絶望していた悩みでも簡単に解決策を発見できることがあります。
性やセックスに関する悩みは特に個人差がありますし、人によっては心身ともに大きく傷つくこともあります。だからこそ話をすると楽になる可能性もありますし、深刻に悩んでいることも相手にとっては簡単に解決できたよ、と実体験付きで話が聞けることもあります。
そして性知識や性病予防。わたしの経験では保健所で性病とエイズの検査ができるよーということを友人から聞きはじめて知ったということがありました。
セクシャルな話題でも知っていて良かった、知っていて得をすることはありますよ。
注意したいこと
友人とセックストークをするのはとてもいいことですが、注意したいことがいくつかあるのでご紹介しておきます。
ひとつは、仲の良い異性の友人は場合によりますが、彼氏、彼女以外の異性とあまりにもおおっぴらにセックスの話をするのはその気があったり軽い人だと思われてしまうこと。
面倒な事故に巻き込まれたくないとくに女性は気を付けましょう。
もうひとつはデリケートな話題ゆえにデリカシーやモラルがないと思われてしまうこと。
極端な例ですとお酒の席です。お酒がまわって普段しにくい話題が出やすい場ですが、品がないとも思う人もいますので、周囲の状況をしっかりと見極めて下さいね。
最後に話す相手を間違えないことです。ひどい場合ですと、プライベートな話が他人に漏れていたなんてこともあります。真面目に相談していたとしたら、相当がっかりすることですよね。
「他言されたくないことは話さない」が基本ですが、相手を間違えるとあまりいいことはありませんね。
特定の友人と話すのがおすすめ
付き合いが長かったり、お互いの人間性をよくわかっている仲の良い友人同士で話をするのが良い方法です。
自分にとってこの相手なら話してもいいなと思える相手や、性について真面目に語れる相手がベストです。悩みや相談、相手の価値観を知ることでパートナーとの問題解決のヒントになることもあります。
いかがでしたか?
どうしてもデリケートな話題なので難しいことなのは分かりますが、わたしは人がセックスについてもっと話してもいいと思っています。
大切な人とのセックスが素晴らしいことだと思う人が増えればいいな〜と思います。
たまにはパートナーや友達とセックスについて真面目に語ってみるのもいいかもしれませんよ^^
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