【行ってみた】保健所でのHIV、性感染症検査

こんにちは。ノノです。

9月某日。筆者は地元の保健所にいました。HIVとその他もろもろの性感染症の検査をするためです。

実は過去にも同じ目的でいちど保健所を訪れたことがあります。

今回は筆者の体験談として、保健所でのHIV、

性感染症の検査の流れ、費用などのおはなしをさせていただきます。

わたしが検査を受けた理由

実は筆者、3カ月ほどまえに短期間お付き合いをしていた男性と危険な性的な関係を持ったことがあります。

彼との行為は挿入→射精には至らなかったのですが、

コンドームを付けずにオーラルセックスをして精液を飲んでしまいました。

その彼とは1カ月ほどでお別れしてしまったのですが、

あとから共通の友人から聞いたところによると相当な遊び人だったそうです。

ここで気になるのは、どうして心当たりのあった行為のすぐあとに病院なり保健所で検査をしなかったのか、というところですよね。

潜伏期間

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実はこの3カ月というのは、

感染後からだのなかでHIVの抗体がつくられて、

やっと血液検査で陰性・陽性の結果が出るまでの期間なのです。

他に検査した梅毒や淋病などは検査結果がでるまでさほど時間はかからないのですが、

HIVはもともと弱いウイルスなのでからだのなかで抗体ができ、

さらにそれを検出できるまで3カ月という時間がかかるのです。

費用

各自治体の保健所の検査は基本的に無料で受けることができます。

筆者は地方に住んでいるのですが、自分の住んでいる市の保健所でも匿名のHIV、性感染症検査を受けることができました。

また筆者が検査をしてもらった保健所では、

月にいちどほどは検査をしたその日に結果の分かる即日検査も行われていました。

東京や大阪などの大きな都市では即日検査を行える機関がたくさんありますよ。

検査の流れ

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それでは検査の流れについておはなししましょう。

まずは、保健所の保険課で番号のついた用紙を記入します。

この用紙の番号については後述します。

ここで記入するのは、性別と年齢、どうして検査を受けようと思ったのか、

そして疑いのある行為から検査を受けるまでの期間です。

保健所の検査は匿名なので、名前を記入することはありません。

そして、カウンセリングルームへ。

ここではHIVや梅毒、淋病、性器クラミジア感染症などの検査のできる病気の説明と、

これから受ける血液検査の説明があります。

それがおわって初めて血液検査、という流れになります。

女性の場合のクラミジアの検査は血液検査ではなく膣のなかに器具をいれて組織をこすり取って検査をするのですが、筆者はその日生理中だったためクラミジアの検査はできませんでした。

そして別室に移って看護師さんに血液検査をしてもらいます。

血液を採る量はシリンダー3本ほどでしょうか。

そしてまたカウンセリングルームに戻って、先ほどの用紙に書かれていた番号を渡してもらいます。

その番号を持って1週間後に結果を聞きに行きます。

匿名の検査のため、電話やインターネットで結果を聞くことはできません。

忙しい方などは即日検査を利用するといいでしょう。

 

いかがでしたか。

今回は「【行ってみた】保健所でのHIV、性感染症検査」と題して、

筆者の体験談をおはなしさせていただきました。

正直に言うと、結果がわかるまでの1週間は気が気ではありませんでした。

近年、日本でのHIV感染率は若年層のあいだで増えています。

梅毒や淋病、クラミジアに罹患していると、

傷ついた粘膜などからHIVウイルスが入りやすくなり、結果的にHIVにも感染しやすくなります。

最後に聞いていただきたいのは、セックスをするパートナーが変わるたびに、

これらのHIV、性感染症の検査を受けてほしいということです。

自分のからだや愛するひとを病気からまもるため、

パートナーと一緒に検査に行ってみてはどうでしょうか。


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