こんにちは。
秋も深まり、お肌も乾燥する季節になってきましたね。
スキンケアに気を使っている方も多いかと思います。
化粧水、美容液に乳液、クリーム…。
スキンケアアイテムと言えばたくさんの種類がありますよね。
そして確かな効果を求めるあまりにたくさんお金がかかってしまうことも。
今回は、巷で密かに噂の種になっている、魔法のスキンケアアイテム、
「ヒルドイド」を紹介したいと思います。
1 ヒルドイドってなに?
ヒルドイドは、もともとやけど痕やアトピー肌に「保湿用」として処方される医薬品です。
効能としては、
・ 傷の修復、回復を早める
・ 皮膚細胞への水分補給
・ 血行促進作用
・ うっ血の改善
・ 高い保湿効果 などがあげられます。
筆者は以前、軽いやけどをしてしまい病院の皮膚科を受診したことがあります。
ここで処方されたのがヒルドイドでした。
さて。ここでどうして「ヒルドイド」という薬がこのような効果を示すのか、
その成分を見てみましょう。
ヒルドイドのその高い保湿力は、「ヘパリン類似物質」という保湿成分からなっています。
「ヘパリン」とは肝臓で作られる保湿成分の一種で、
肝臓で精製されたのち、からだの必要な部位へと送られます。
その具体的な働きは、関節の動きをスムーズにする、眼球の動きをサポートする、
そして細胞増殖や脂質代謝にも関係しています。人体にとっては必須の保湿成分ということですね。
そして「ヘパリン類似物質」とはその名のとおり、
この人体の肝臓でしか作ることのできない「ヘパリン」という成分を、
その働きとして限りなく近い物質として作られた化学成分のことを言います。
やけどやアトピー性皮膚炎を負った皮膚には、ヘパリンが上手く行き届きません。
そこで、「類似物質」が含まれたヒルドイドが処方されるわけですね。
「ヒルドイド」は、ローション、ソフト軟膏、クリームの3タイプが存在します。
有効成分の配合はどのタイプも同じですが、その用途によって使い分けられているのが現状です。
筆者がやけどで病院を受診したときに処方してもらったのは、ソフト軟膏タイプでした。
「軟膏」としては柔らかめのテクスチャーで、肌に乗せると驚くほどよく伸びます。
2 スキンケアクリームとして
さて。一通り説明が終わったところで、
本題のスキンケアクリームとしてのヒルドイドの使い方とその効果のおはなしをしましょう。
筆者がヒルドイドを処方してもらってからインターネットでこの薬を調べたところ、
もうすでにたくさんの女性から「魔法のクリーム」として話題になっていることがわかりました。
なかには3万円する高級クリームに匹敵するほど、と言っている方も。
そこで筆者も乾燥肌に悩まされていることもあり、
処方してもらったヒルドイドをスキンケアに取り入れてみることにしました。
筆者はいつもブースター(導入液)→化粧水→美容液→乳液→クリームという手順でスキンケアをしているのですが、この最後のクリームの手順を省いてヒルドイドソフト軟膏を使ってみたところ。
びっくりしました。これは、「魔法のクリーム」と呼ばれるのも納得です。
普段使っているそこそこお値段の張るクリームと比べて、ぜんぜん保湿力が違うのです。
スキンケア用として販売されているナイトクリームなどは化粧水などで保湿したうえかた油分の膜でふたをする、というタイプが多いですが、
難点としてその油分からべたべたする、などの難点もあります。
しかしこのヒルドイドソフト軟膏は前述のとおり「皮膚細胞への水分補給」という効能があるので、
肌の内側から潤っていくような感覚を覚えました。
3 医薬品を美容目的で使うことについて
さて。最後になりますが、
このヒルドイドという薬は様々な皮膚疾患に対して処方される医薬品です。
薬なのですから、副作用があるのもあたりまえです。
人によっては肌荒れが余計に酷くなってしまったり、最悪の場合はかぶれてしまうことも。
なので、この薬を美容目的で使う場合は必ず皮膚科や美容外科などと受診して処方してもらってください。
いかがでしたか。
「魔法のクリーム」ともいわれるお薬、ヒルドイド。
頑固な肌荒れやシミ、乾燥肌に悩まされている方はいちど病院へ行ってみるのもひとつの手かもしれません。
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